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――――――――おはよう、星




目が覚めると、そこは廃墟のビルだった




自分が何かも分からず、ここが何所かも分からない
取り合えずは家族や友人の事から思い出そうとしても出てこない

「どうなっている・・・?」



周りには誰もいない


自分が寝ていたベッドだけは異様に綺麗だったが、
それ以外の全ての物が荒廃しきっていた


高層ビルのかなり上層
窓が壁のタイプなのか、窓が割れて壁が無くなっている



一度、飛び降りようかと思ったが止めた
それさえも無意味だからだ


そこから見える景色はある意味絶景だった


目立ったビルはここのみ、他の全ての建造物は砂に埋まっていた
しかし、砂漠なのに暑くはない


むしろ寒い位に風が吹き荒れていた

空は不気味な程に灰色に曇っていた


自分の年齢は・・・見た目的には15、6位だと思われる

フードが付いたマント羽織い、中には柔軟性に優れる鎧を着て、
まるで盗賊の様な格好をしている


しばらくビルを観察すると刀が見つかった

斬馬刀と思われる長い刀だ


鞘には腰に掛けるようにベルトが付いていたので鎧に掛けた



そして同じフロアを散策していると、階段を見つけた


下に降りると大きく頑丈そうなバイクが置いてあった

それに跨るとキーが刺さっているのが確認できた


しかし・・・刀と言いバイクと言い・・・こうも都合良く新品同様に落ちている物か?


もしかしてここは盗賊のアジトでこの物々は全て俺の所有物なのか?


取り合えずバイクを走らせた

――――――――壊れて無くなった壁・・・そう、空洞の外に鉄骨が見える


俺はそこに向かってバイクを走らせ、鉄骨の上を伝って走った


大きいくせに意外と小回りの利くバイクだ

すると、その鉄骨がまるで滑り台の様に下までゆったりとした坂で繋がっているのを確認した

その鉄骨の上を走らせてもらった



バイクは一気に最高時速を超え、あっという間に地上に着いた


―――――――地中から蟲の様な巨大な怪物が出てきた

何だこれは!?


その時、体が勝手に動いた



刀が一閃



怪物は真っ二つに裂け、鮮血が辺り一帯に降り注いだ



俺は刀を一度振って鮮血を振り払ってから鞘に戻した



しかし・・・何なんだ・・・今の俺の動きは・・・

俺は本当に何かの戦闘要員だったのかも知れない・・・疑いが確信に近づきつつあった


俺はバイクを走らせた

舗装された道路が砂に埋まっているが、難なく走れる



すると今度は道路を挟む様に地中から巨大な蟲が2匹出てきた



俺はバイクから少し背を伸ばし、鞘から刀を抜いて左右に二閃した



2匹の蟲は真っ二つに裂けた



めでたしめでたし・・・
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コメント
オチ無し。
最初からオチ付ける気ありませんでした。つーかもしかしたら眠かったのかも知れません
【2008/08/14 10:10】 NAME[会長] WEBLINK[] EDIT[]
オチは?
オチはいずこにあるの?つーかもしかしてもしかしたら最後のがオチ?
【2008/08/14 01:51】 NAME[@白い大神は紅い妖狐に恋をした。] WEBLINK[URL] EDIT[]


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